ドクター製作所

ドクターとは

メガ産業を支える繊細な技術

「ドクターブレード」とは、製紙機械や製鉄機械に使われる、各種ロール表面の付着汚れや異物を取り除くための装置(スクレーパー)のこと。一般的にはあまりなじみのない機械ですが、製紙業界や鉄鋼業界では、なくてはならない機械であり、消耗品のため常にリピートオーダーが発生しています。また、生産ラインに直結しているため納期が遅れないよう製作しています。

ドクターの一番の功績は不良品を出さないこと。製紙工程で必要不可欠なロール表面の汚れは、製品の良し悪しに直接影響します。汚れのせいで紙切れが起きてしまえば、それは大量の損失を出す結果となります。その“汚れ”を取り除くのが「ドクター」。ドクターが小さな汚れも見逃さずに排除することで、不良品の発生率が格段に下がるのです。

代表取締役 萩田俊一の想い

弊社は社名でもおわかりの通り、ドクターに人生を賭けています。33年前に会社を立ち上げる際、なぜ「萩田製作所」にしなかったのか。それはその決意の表れなのです。会社設立前のこと。私は機械メーカーに勤務し、ドクター部門に配属されていたのですが、企業としてあまり注力していないことを疑問に感じていました。同僚や先輩たちのモチベーションも低く、どうにかしようと改善案をレポート用紙に書き、社長に直談判したことも。それでも残念ながら状況は改善されず、12年間のサラリーマン生活に終止符を打ったのです。

製紙メーカーでは当たり前だったドクターを、別の業界でも利用できないか。そう考えていた時、ある鉄鋼メーカーが「ロールを毎日雑巾で掃除している」という話を聞きつけました。詳しく聞いてみると、やはり汚れは完全に除ききれず、小さな埃によってついてしまう押しキズに悩まされていました。ドクター設置後はそんなストレスからも解消され、そのうえ大きな機材を掃除しなければならない手間もコストも削減できたのです。その良さはすぐに広まり、鉄鋼業界や自動車業界でも、ドクターの存在はいつの間にか不可欠なものになっていったのです。

“世界一安く、世界一高品質のドクター”を経営理念とし、ドクターのことならどんな問題をも解決できる、世界一の技術とアフターフォローでみなさまのお役に立ちたい、常にそう思っています。